5万以下で素人が入門で買うのにおすすめの3Dプリンタを調べる話

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ちょっと小物類を作ったり、欲しいと思ったグッズをすぐに印刷して使えたり、

壊れた足りないパーツを作って補ったり、色々と使いみちがありそうで3Dプリンタが欲しかったのでいくつか選定します。

 

選んだ基準

私が選定するのにあたって考慮すべきと感じたのは

  1. 稼働音の小ささ
    数時間稼働させることになるため、稼働音の小ささは重要
  2. メンテナンス性
    無名の3Dプリンターは情報がなく、故障したときにトラブルシューティングがしにくいので名のあるメーカーが出している機種が望ましい
  3. 安全性
    火事になったらシャレにならないので
  4. 金額
    3Dプリンタ初見で買うのに5万以上はリスクがあるかなと思うので

他の記事で3Dプリンタのそれぞれのメリット・デメリットなんかを記載した記事では作りたいものに応じて選べ、なんて言いますが私の場合はとりあえず3Dプリンタというものを触ってみたいという欲求からなので扱いやすさを重視します。

 

3DCADの知識とかいるのでは?と思いますが、そこらへんで3Dデータを配布しているサイトもたくさんあるので公開されているものを印刷するだけならそこまで知識は無くても使えます。ただし長く使うならメンテナンスが必要なので自分で調べる力は必要です。

大きいところだとThingiverseなど

 

方式を選ぶ

3Dプリンタの印刷方式によって特徴が異なります。

熱溶解積層、光造形、インクジェット、粉末焼結積層造形などあります。

上記4点に絞って話すと、インクジェットと粉末焼結積層造形で安い3Dプリンタは無いので対象から外れます。

 

残りの2つは素人目線で調べた限りはこんな感じだと思いました。

  熱溶解積層 光造形
稼働音の小ささ
メンテナンス性
安全性
金額

熱溶解積層

熱溶解積層はノズルの先端でドロドロに溶かした樹脂をXYZ軸に動かしながら垂れ流して固めていく方法です。アツアツなので稼働中のヒーター部分に燃えそうなものが当たったりなんかしたら火事になるリスクがありそうです。

樹脂は湿度に弱く、湿気を吸った樹脂で出力すると品質が落ちます。

湿度20%程度まで除湿された場所に入れて保管が必要です。

再利用可能な乾燥剤など安いものがあるので、比較的管理は楽そうです。

溶かした樹脂を垂直に重ねていくので積層痕が残ります。垂直方向に力をかけると壊れます。

 

光造形

光造形は液体の樹脂に紫外線(熱)を当てて固める方法です。液体の臭いがキツく、手袋と保護メガネをつけた作業が必要で、目に入ると危険です。

樹脂は温度が低いほど固まりにくくなり、高いとドロドロになり使えなくなります。

樹脂によっては取り出したあとにアルコール洗浄が必要です。

保管は日の当たらない冷たい場所、使用するときは20℃くらいの温度管理が必要です。

冷蔵庫に入れたら間違えて飲みそうで怖いです。

積層痕は残らずきれいですが日光に当てると硬くなって耐久性が落ちます。

 

3Dプリンタで出力したモノのクオリティを求める方にとっては光造形は良いと思いましたが、光造形は臭いがキツいらしいのと樹脂の管理方法が私の求める扱いやすさと合わないと感じたのでやめました。

 

3Dプリンタ選び

そこでいくつか熱溶解積層で選定したのがこれらです。

全てこの記事作成時点では5万以下で、下に行くほど高いです。

 

・小さい

・安い 

・組み立て済

・小さい

・安全そう

・組み立て済

・でかい

・メンテしやすそう

・安い

・でかい

・メンテしやすそう

・組み立て済

・メンテしやすそう

・日本製

・メンテしやすそう

・組み立て済

・でかい

 

・安全そう

・組み立て済

 

LGT,XYZプリンティング,cheero3D,FLASHFORGEが出している3Dプリンタ完成品が送られてくるので、仕組みが分からなくても安心して使えそうです。箱型なので危険性も少なそうですが、一方でメンテナンスがやりにくいのでは?と感じました。

 

Creality 3D,ANYCUBIC,cheero3Dが出している3Dプリンタは何だか見た目が似ていますが、これはRepRapプロジェクトというオープンソース3Dプリンタを各メーカーが派生させたためだそうです。

ちなみにCheero3Dは日本のメーカーですので安心して買えます。

(見たことある人もいるかもしれないモバイルバッテリーの会社)

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ダンボーのモバイルバッテリー

仕組みはどれも同じで各メーカーのアレンジ部分以外はパーツが入手しやすそうです。

一方でCreality 3D,ANYCUBICは組み立てが必要なので、組み立て動画を見ながらちゃんと組み立てないと動きません。

 

Githubで設計図が見れる=誰でも作れる

Ender 3の設計図はここで見れます。

 

今回選定したReprap派生品の中で最も安いCreality 3Dは幅広く使われているモデルで、情報がたくさんあり調べながらやりやすそうだと感じたので、Ender 3 Proを購入します。

ちなみにEnder 3という下位モデルもあります。細かい部分も改良されていますが、安心的な面でProとの違いは電源がノーブランドかそうでないかです。

 

Ender 3 proを選ぶ場合、送料と関税がかかることを考えても安いのでAliexpressが良いかもしれません。

 

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Ender 3 pro(Aliexpress)

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Ender 3 pro(Amazon)

特に見てなかったので買うタイミング間違えた感はありますが、Aliexpressでは4月末にセールがあるらしいので3Dプリンタが欲しい人は要チェックです。

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驚異の60%オフキャンペーン

Ender 3 Proだと39237円の60%OFFなので15695円です。

これが本当にすごい。今の金額だと関税がかかりますが、この金額だと関税がかかりません。

 商品の合計金額が16666円以下の場合、「0.6がけルール」と「一万円以下免税ルール」によって、商品に対する関税は免除されます。

3Dプリンタを買おうと考えている人は一考の余地があるかと思います。

 

友達招待クーポンとか言うのもあるのでaliexpress登録するならどうぞ

クーポンコード: IN6UIW8E

 

以上

圧倒的成長。